■ 機関誌「けんざい」掲載分です。ホームページ用に再編集しておりませんのでご了承ください。
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大阪芸術大学2020年3月10日 70年以上の教育実績を持つ大阪芸術大学のキャンパスに、2018(平成30)年、見たこともないようなユニークな形の校舎が完成しました。ガラス張りの筒を波打つ曲面が覆うこの新校舎は、最新のテクノロジーやサイエンスを生かしたアート表現者の育成を目指すべく新設されたアートサイエンス学科の拠点です。内と外が自然につながった構造で、周遊してみたくなるような建物でした。 詳しくはこちら >>
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兵庫県林業会館2019年12月10日 兵庫県林業会館は、兵庫県の林業や木材の情報収集・発信や木造普及促進の拠点。神戸市営地下鉄県庁前駅、JR・阪神元町駅からほど近く、学校や官公庁、オフィスや店舗が立ち並ぶこの界隈は防火地域に指定されており、木造建築を建てるには少しハードルが高い場所です。今年1月に建て替えられたばかりの同館は、主要構造にCLT(直交集成板)パネルを使用した都市型耐火木造オフィスで、建築業界から大きな関心を集めています。 詳しくはこちら >>
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太陽の塔2019年6月10日 大阪モノレール「万博記念公園」駅を降りるとすぐ目の前に現われる太陽の塔。初めて見る者には強烈なインパクトを与えることでしょう。真ん中の「太陽の顔」は現在を、頂部の「黄金の顔」は未来を、背面の「黒い太陽」は過去を現しています。2016(平成28)年から始まった耐震補強工事と内部再生が2018(平成30)年に完了し、同3月から太陽の塔の内部公開が始まりました。万博当時から約半世紀を経て、塔は再び「人類の進歩と調和」を人々に語りかけます。 詳しくはこちら >>
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京都府京都文化博物館別館2019年3月10日 旧・日本銀行京都支店を前身とする京都文化博物館別館は、19世紀後半のイギリス建築に多用された赤レンガと御影石のストライプを 持つ外観は、辰野式建築として有名な様式です。今も銀行当時の姿のまま、地域のシンボルであり続ける博物館。ここに立つと、歴史 ロマンの世界に入りこんだような不思議な気分に浸れます。 詳しくはこちら >>
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京都府農林水産技術センター茶業研究所2018年12月10日 JR宇治駅から住宅街を車で10分ほど走ると、竹林のすき間から大きな木造の平屋が姿を現します。今年1月にリニューアルしたばかりの京都府農林水産技術センター茶業研究所です。背後には研究用の茶畑が広がり、茶葉が太陽のもと、まぶしく緑色に光っています。真正面に立つと、内部の天蓋がこちらに向かってせり上がってくるように見え、その構造にとても興味をひかれます。 詳しくはこちら >>
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大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2018年6月10日 知の発信、透明性、歩行者の回遊性、コミュニケーションとにぎわいの創出、CO2の削減、防災拠点……さまざまなコンセプトを実現した、次世代の都市型タワーキャンパスが各方面の関心を集めています。今回の建築探訪は、このタワーをテーマに現地で行われた「建材情報交流会」内のプログラムの一環である「見学会」のレポートとしてお届けします。 詳しくはこちら >>
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春日大社2018年3月10日 奈良駅に降り立ち、東に目を向けると、春日山の西峰をなす標高約300mの御蓋山(三笠山とも表記)がなだらかにそびえます。その中 腹に鎮まるのが春日大社。四柱の祭神の一柱である武甕槌命(たけみかづちのみこと)を、茨城県の鹿島から迎えたのが始まりで、天平文化華やかな768年に創建されました。山や境内には、社紋にもなっているフジが多数自生し、春の見ごろには参拝者の目を楽しませてくれます。 詳しくはこちら >>
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京都国際マンガミュージアム2017年12月10日 京都国際マンガミュージアムは、2006(平成18)年に開設。総合的にマンガを扱う施設としては日本で初となりました。江戸中期から現代までのマンガ資料約30万点の蔵書を誇り、約5万点が「マンガの壁」と呼ばれる開架で公開されています。昭和初期建築の元龍池小学校をリノベーションした、レトロな味わいのある建物が見どころ。小学校を活かしながら、マンガに楽しく触れられる工夫が随所に凝らされています。 詳しくはこちら >>